man
manはMANualの略でマニュアルを表示するコマンドです。
man [対象コマンド]
とすると、対象コマンドのマニュアルを確認することが可能です。標準ではlessコマンドでマニュアルのテキストファイルが開かれます。
例えば
man ls
でlsコマンドのマニュアルを確認することができます。
使い方のわからないコマンドがあった場合、積極的にこのコマンドで調べてみると良いでしょう。
manの日本語化(centos7の場合)
sudo yum install man-pages-ja
centosの場合、上記のコマンドで日本語のマニュアルをインストールすることが可能です。
もし、上記のコマンドを実行してもマニュアルが日本語化されない場合には、locale(ロケール)を変更しましょう。
export LANG=ja_JP.UTF-8
manのオプション
-k
-kはマニュアルのタイトルやインデックスで検索を行うオプションです。
man -k test
とするとタイトルやインデックスにtestを含むマニュアルの一覧が表示されます。
-K
-Kはマニュアルの本文で検索を行うオプションです。
man -K test
とすると本文にtestを含むマニュアルの一覧が表示されます。
-P
-Pはページャーを指定するコマンドです。デフォルトではページャーにlessが設定されていますが、このオプションで変更することが可能です。
man -P head grep
とすると、grepのマニュアルをheadコマンドで開くことができます。