vi
viとはコマンドラインで利用する定番のテキストエディタの一つです。現在はviを改良したvimを利用することが多いため、今回の解説でもvimについての解説となります。
vagrantにおけるvimのインストール
vagrantで centos/7 boxを利用している場合、 初期状態ではvimがインストールされていません。 yumを利用して、vimもインストールしておきましょう。
sudo yum install -y vim-enhanced
上記のコマンドを実行し、しばらく待つとvimのインストールが完了します。
vim --version
でインストールされていることを確認できます。
vim
vimとはVi IMprovedの略で、文字通り改良版のviということになります。(以下ではvimで統一します。)
なぜコマンドラインエディタを利用するのか?
コマンドライン上のエディタであるvimは様々な便利な機能があり、動作も軽いという点で良いエディタなのですが、反面独特の操作に慣れるまでは苦労する学習コストの高いエディタでもあります。
では、なぜそれでもvimが利用されるのかというと、サーバとして利用されているunix(linux)の場合GUI(Graphical User Interface)がそもそもインストールされておらず、コマンドライン上のエディタしか利用できないというケースがよくあります。そのため、コマンドラインでのエディタ操作に慣れておかないとそもそもテキストファイル(ソースコード・設定ファイルなど)の編集ができなくなってしまうのです。
GUIの利用できない環境でも問題なくテキスト編集ができるように、ぜひvimの操作に慣れておきましょう。