チーム開発の流れ
チーム開発の時のポイントをお伝えします。
基本のセットアップ
まず、各人の開発環境を整えることからスタートします。
- リーダーはベースとなるプロジェクトを作成し、初期の動作を確認しておく
- README.md ファイルを作成して、プロジェクトの概要や使い方を記述しておく
- リーダーがプロジェクトフォルダで git init して master ブランチで初回コミットを実行しておく
- リーダーが master ブランチから develop ブランチを作成しておく
- リーダーが GitLab 上で自分のグループのリポジトリとして空のリポジトリを作成しておく
- リーダーがローカルのリポジトリを GitLab にプッシュしておく
- チームメンバーに共有し、各自クローンしておく(クローン後の操作は次項参照)
- リーダーは各チームメンバーが問題なくサーバーを起動してアプリケーションが動作することを確認しておく
以上の流れで、チーム開発をスタートします。
クローン時の注意点
初めて、リーダーが作成したリポジトリをクローンする際には、以下の手順で行います。
- リーダーが作成したリポジトリの URL をコピーする
- ターミナルで git clone [リポジトリの URL] と入力して、リポジトリをクローンする
- クローンしたフォルダに cd [フォルダ名] コマンドで移動する
- リーダーが作成した develop ブランチにチェックアウトする
- 利用するデータベースを作成しておく
- .env.example ファイルをコピーして .env ファイルを作成する
- 利用するデータベースの設定を .env ファイルに記述する
- そのほかの設定も必要に応じて記述する
- composer install で Composer パッケージをインストールする
- php artisan key:generate でアプリケーションキーを生成する
- php artisan migrate でマイグレーションを実行する
- (リーダーが用意している場合)php artisan db:seed でシーダーを実行する
- php artisan serve --port=$PORT でサーバーを起動し、アプリケーションが動作することを確認する
開発の流れ
チームメンバーは、以下の流れで開発を進めます。
- develop ブランチから新しいブランチを作成する。ブランチ名は担当する Issue の番号を確認した上で、 issues/[Issue番号] とする(例 issues/3)
- 作成したブランチに移動(チェックアウト)し、作業を進める
- 作業が完了し、動作確認したら、一度 develop ブランチにチェックアウトし、最新の develop ブランチをプルする
- Issue ブランチにチェックアウトし、develop ブランチをマージする。コンフリクトが発生した場合はリーダー、該当箇所の作成者と相談の上解消する
- Issue ブランチをプッシュし、GitLab 上 develop ブランチに対してプルリクエストを作成する
- リーダーがプルリクエストをレビューし、自分の環境で動作確認した上で問題がなければマージする
- リーダーはマージした旨を Slack などで共有し、他のメンバーは develop ブランチをプルする
以上の流れで、チーム開発を進めます。
なお、マージの際にマイグレーションファイルの追加などが行われた場合は、各人の環境でも忘れずにマイグレーションを実行した上で作業を進める必要があります。