イメージとは
コンテナを利用して複数のルートファイルシステムを利用する際に、コンテナの原本となるのがDockerイメージです。
OSや、OS上にインストールできるアプリケーションは全てイメージ化が可能となっており、rootディレクトリをtarでアーカイブしたものを、docker import コマンドを利用してベースイメージとすることや、各種インストールを行なった後のコンテナをcommitして保存し、docker saveでtarアーカイブ化することなどが可能です。
作成されたイメージをもとに、コンテナを作成することが可能です。
例えば、centos上にapacheおよびPHPモジュールをインストールしたものをイメージ化しておくことで、いつでもこのapache環境のコンテナを利用することが可能になります。
一つのイメージから複数のコンテナを作成することも可能であり、例えば ロードバランサ + webサーバ3台構成のシステムを構築することなども容易です。